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防災士の登録をしました

 防災士とは、「自助」「共助」「協働」を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを日本防災士機構が認証した人であり、長野県内では2800名以上の方が防災士として登録されています(2020年12月末現在)。

防災グッズ イメージ写真 2019年の台風19号は長野県内にも甚大な被害をもたらしました。
私の友人も被害に遭いました。復旧作業の手伝いに行き、被害の大きさに驚きました。
この経験を1つのきっかけとして、災害からの復興を法的な側面から支援する活動に取り組むようになりました。

 この活動をする中で、法制度を理解するだけでは行き届いた支援ができないのではないかと感じるようになりました。そこで、災害対応に関する広い知識を得るため、防災士資格を取得することにしました。
 防災士資格取得のためには、防災士養成研修を受講した上で試験に合格することと救急救命講習を修了していることが必要です。養成研修は試験対策ではなく、各分野のプロフェッショナルの方々が講義をしてくださり、とても興味深く受講することができました。試験は、受験自体が久しぶりだったこともあって少し緊張しましたが、無事に合格することができました。
災害が起こらないのが一番ですが、万一に備えておくことは欠かせません。防災士としての知識を生かし、より充実した支援活動ができるよう準備をしておきたいと思います。また、災害発生後の対応だけではなく、防災・減災といった事前対策にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

(坂井田)